~職員コラム~「赤血球について」

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今回の職員コラムは輸血部です。

輸血部 血液検査課では、日々、血液塗抹標本を顕微鏡で観察し、臨床に結果を報告しています。
今回は血液中を流れる細胞の中でも、赤血球についてお話させていただきます。

〇赤血球の役割
赤血球中に含まれるヘモグロビンが酸素と結合して、体の隅々まで酸素を運びます。

〇赤血球の大きさ
約8μmです。8μmってどのくらい?と想像もつきませんが、1mmの1000分の1が1μmなので、とても小さいことがわかります。

〇赤血球の形
真ん中のくぼんだ平べったい円盤状です(下写真)。酸素を効率良く運ぶために、また細い毛細血管を通っても壊れにくいように、この形になりました。

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〇赤血球の数
1μL中に約400万~500万個あります。
また「μ」が出てきました。1リットルの牛乳パックを思い浮かべてください。その1000分の1が1mLで、そのまた1000分の1が1μLです。
ごくわずかな液体の中に400万個もの赤血球があることがわかります。体中の血管を1本につなげたとしたら、その長さは地球約2周半分になると言われており、隅々まで酸素を送るためにはこれだけの赤血球数が必要ということになります。

私たちがいつも見ている、染色した赤血球を顕微鏡で見たものが下の写真になります。
丸くてピンク色に染まっているのがすべて赤血球です。くぼんでいるので、真ん中が白く抜けて見えます。

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病気によっては赤血球の形も変わってきますので、顕微鏡で確認することは大切です。