平成30年度第1回感染管理研修会を開催しました

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平成30年8月24日(金)、当院職員および地域医療機関職員を対象に、平成30年度第1回感染管理研修会を開催し、201名もの多くの方が参加しました。

まずトピックスとして、当院薬剤部の岡冨大輔 調剤係長より「クロストリジウム・ディフィシル感染症-治療、検査、感染対策について-」と題した講演を行い、当院の現状を報告しました。

続いて、特別講演として、国立感染症研究所 真菌部 第一室長の中村茂樹 先生に「院内感染の最近の話題~CDI・MRSA・カンジダの話題を含めて~」と題して、クロストリジウム・ディフィシル感染症(CDI)のメカニズムや世界での流行状況等についてご講演いただきました。

「クロストリジウム・ディフィシル(CD)」は、ヒトや動物の腸管内や土壌・環境中など自然界に広く生息する菌で、健康成人の2~3%、入院患者の20~50%の腸管内に存在すると言われています。芽胞と呼ばれる厚い皮膜を形成するため、アルコールでは死滅せず、感染対策にあたっては、石けんと流水による手洗い、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒などが有効です。

CDIを発症すると下痢や腸炎、また重症化すると死に至る場合もあり、院内感染を起こさないためにも、医療従事者として感染対策の重要性を改めて認識する良い機会となりました。

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