~職員コラム~ABO血液型について

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今回の職員コラムは輸血部検査係です。

ABO血液型の発見と、国別割合についてお話します。

ABO血液型の発見(現代輸血の出発点)はいつ頃でしょうか?

オーストリアの医師であるLandsteinerは1900年(明治33年)、人間同士の血液でも、混ぜ合わせると血球が凝集する場合と、しない場合があることを発見しました。これが今日でいうABO血液型(A型、B型、O型)で、現代輸血の出発点になった発見であるといわれています。また、Landsteinerの弟子であるDecastelloとSturliによって1902年(明治35年)、AB型が追加されました。

これらの発見によって、輸血の際に血液型の合っていない血液を使用したために生じる、重い副作用や死亡事故を減らすことができました。

次に、ABO血液型の割合を国別で見てみましょう。日本人とどう違うのでしょうか?図1

中南米はO型がかなり多く、アメリカ・ヨーロッパはA型とO型が圧倒的に多いです。
また、アジア圏は世界と比べてB型の比率が高くなっています。
AB型は世界的にみても少ないですが、韓国が11%と最も多い国であることがわかります。