日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

中央棟8階

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病棟の方針

小児科と脳神経内科の混合病棟です。小児科ではご家族との信頼関係を築き、子どもの成長発達をふまえた援助や精神的サポートに努めます。長期間の治療を必要とする場合には、その治療方針や経過を医師・臨床心理士と共に情報共有し協力体制のもとで関わっていきます。
脳神経内科で治療される患者さんに対しては、医師、看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士などとチームを作り、治療、内服調整、リハビリを行うなかで、症状の回復と個々に合わせた生活支援を目指します。

病棟の特色

小児科の専門分野は血液腫瘍疾患と成長ホルモン、アレルギーの検査・治療です。その他にも急性期感染症を含め幅広く小児疾患を受け入れています。
現在無菌室を9床有しており、化学療法や造血幹細胞移植に伴う感染管理における環境は整っています。入院中の子ども達が、制限のある生活の中で楽しさを感じられるように、ボランティアの方々の協力を得ながら七夕やクリスマスなど、季節の行事の企画もしています。
また小・中学校の院内学級を併設しており、長期入院患児に対して、継続的な学習の場が提供できています。
脳神経内科は、パーキンソン病や脊髄小脳変形症などの神経難病をはじめとして、脳梗塞、髄膜炎、末梢神経障害が主な疾患です。症状に対して、画像、電気生理、筋生検などの検査により、適切な治療方針を検討しています。
両科とも医師とのカンファレンスや勉強会を重ね、情報交換を常に行ってチーム医療の充実を図っています。生活行動の障害が生じる患者さんが多く、自立度に応じて患者さんの持てる力を大切にした援助を心がけています。

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