学会研修報告その2

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皆さん、こんにちは。朝晩が寒さを感じるようになってきましたね。

いよいよ秋ですね。紅葉が楽しみです。

今回は、学会研修報告その2です。

ICUスタッフの小畑克子さんから、第14回災害看護学会に参加しての報告をいただきました。

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第14回災害看護学会に参加して

テーマ:東日本大震災から1年――復興とともにある看護

 7月28~29日の2日間、名古屋で開催された学会に行ってきました。

あの3.11から16か月経ったこの学会では、昨年とまた違った発表が多くありました。

印象に残ったのは、

とある医療圏で唯一の災害拠点病院で急性期中核病院である所の看護師の発表でした。

平成18年にDMATを1チーム誕生させたけれども、災害時の医療救護班派遣の検討や出動訓練なども一度も行われておらず、DMATに関する運用マニュアルを作成されていない状況でのSCU内での活動を振り返るものでした。

「発災当日、救急委員会が開催され、いざ出動!

でもうちの病院、これで行けるの?

DMAT隊員は先生を始め、ほとんど定年退職でいませんよ、無理でしょう・・・

いや、こんな大災害ですよ、行くしかないでしょう」

など、混乱した状況を生々しく発表されていました。

標準資機材の準備もなく、当日ICU看護師にばたばたと、これだけあればいいんじゃない?

と準備をしてもらい出動されたそうです。

SCU内での活動は、やはり資機材不足で自衛隊や他の医療チームの物を使用するという状況であり、自分たちも災害看護に対する知識も不足しており、情けなく辛い活動であったと言われていました。

病院としての危機管理、災害やDMATに対する認識の低さなどを反省し、初めての活動を受け止め、学びをフィードバックし、

このままではいかんぞ!

うちの病院、意識改革から何とかせねば!前進あるのみ!

と、熱く語っておられました。

なんとも勇気のいるこの発表、私は心から大きな拍手を送りました。

 災害時の救急外来では、傷病者のトリアージや手当だけでなく

帰宅困難者、近所の元気な避難民の方たちの誘導や問い合わせの対応、家族対応

日常必要物品、下着、衣服の調達など、医療処置以外の仕事が多くあったとの発表もありました。

 ICU、救急外来では、「今、突然の、急変、予期しない出来事」を想定し事態に備える必要性は十分理解しているつもりです。

しかし今この広島で、想定外の想像もできない状況が起こったら、

はたしてこの状況で私は動けるのだろうか?口では言える、でも・・・

考えたらぞっとします。

災害看護学会は、いつも私にとって危機管理が高まるいい機会になっています。

我が家は「非常持ち出しリュック」ばっちりです。頭に巻くLEDライトまであります。

ぜひ、皆さま参加してみてください。

 今回は名古屋でしたので「ひつまぶし」を楽しみに行きましたが、老舗に行かなかったからか、うなぎが千切りで出てきて、量が少なかったです。

値段が高騰しているからでしょうか?非常に残念で、ビールの量が増えました。

でも、うなぎはやはり美味しかったです。