ほほえみ Vol.79
7/8

06介護支援専門員は、介護保険法に位置付けられた専門職で、居宅介護支援事業所や介護保険施設に必置されている職種です。一般にケアマネジャー(略してケアマネ)とも呼ばれています。主な業務は、介護を必要とする方が介護保険サービスを受けられるようにケアプラン(サービス計画書)の作成やサービス事業者との連絡・調整を行います。国民の4人に1人が後期高齢者という超高齢社会を迎え、在宅で療養する高齢者の増加が見込まれています。私たち介護支援専門員が、病気を抱えながら介護が必要な状態になっても住み慣れた町でいつまでも暮らせるように、主治医、訪問看護ステーションなど多職種と連携し皆さんの在宅療養生活のサポートを行います。最後の美容奉仕ニュー双葉美容室による丁田 修栄Informationほほえみ広場 ニュー双葉美容室(沖絹子社長)による最後(124回目)の美容奉仕が、12月4日(水)、当院東棟5階共用カンファレンス室において行われました。大勢の報道関係者が見守る中、沖社長とスタッフ3名は、朝9時前からカットを開始し、11名の患者さんが利用されました。1957(昭和32年)、被爆者の沖従子(おきよりこ)社長(当時)は、原爆病院に入院した時にこの奉仕活動を始めようと思いつき、その意志は従子社長から社長の御主人、そして娘の絹子さんへと受け継がれ、毎年7月と12月の年2回続けてこられました。沖社長は「この活動は、うちの美容室の一大行事。(原爆病院の頃)多い時は60人ほどの患者さんが列を作って待ち、午後3時くらいまでかかっていました。」と、懐かしく語っていました。午後からは記念行事が行われ、62年間という長期にわたって患者さんへの奉仕活動を継続された功績を称え、古川院長から感謝状が贈呈されました。沖社長は「またこの季節が来ると、さみしくなるかもしれませんね」と言っておられました。ニュー双葉美容室の皆さん、長い間本当にありがとうございました。感謝状贈呈式で表彰される沖絹子社長(中央)患者さんをしっかりと支えるスタッフほほえみピープル訪問看護ステーション課ケアマネジャー表紙ちょうだしゅうえい患者さんが日々、自宅で安心して暮らせるようお手伝いいたします。

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る