ほほえみ Vol.80
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06相手を思い考え理解し、自分らしい声と言葉で伝える。好きな物を笑顔で思い切り食べる。事故や病気、加齢、それに伴う二次的な機能低下によりこれらが難しくなった時、言語聴覚士がサポートします。私たちは、話す・聴く・食べるに対し、何が難しくどうすれば出来るのかを検査し、リハビリを行います。また耳鼻科と連携し飲み込みの検査を行い、安全な方法のご提案もします。会話や食事のメカニズムは複雑で、「その人らしく」となるとさらに難解です。この難題に医師、看護師、MSW(医療ソーシャルワーカー)、理学療法士や作業療法士、時には院外のスタッフとも連携し、患者さんやご家族に寄り添った「答え」を探していきます。御下賜品の日本手拭をお渡ししました。皇后陛下のお誕生日をお祝いして金城 美紀Informationほほえみ広場令和元年12月9日、宮内庁から皇后陛下の誕生日をお祝いして御下賜品(ごかしひん)の日本手拭が届きました。この御下賜品は、皇室や宮家から贈られる品物のことで、皇室でおめでたいことがあった時や、皇室に対して何らかの功績があった時などに賜わるものです。前回は美智子さま(当時:皇后陛下)のお誕生日を祝して平成28年10月に届けられています。 当院に入院中の被爆患者さんと、80歳以上の高齢入院患者さん合わせて176名の方に、各病棟の師長からお一人お一人にお渡ししました。患者さんをしっかりと支えるスタッフほほえみピープルリハビリテーション科言語聴覚士表紙かねしろみきその人らしい「話す」「食べる」の形を共に考え、支援します。

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