ほほえみ Vol.82
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02充実したスタッフ豊富な経験にもとづいた出生前診断・胎児診断安心・安全な産科診療Point_2Point_3Point_1大学時代は野球部に所属していました。卒後10年頃までは1年に数回プレーすることがありましたが、現在はもっぱらプロ野球・カープ観戦です。2月になれば毎年のように沖縄のキャンプ見学に出かけることが楽しみでしたが、今年は途絶えてしまいました。先生のこともっと教えて!Q.趣味は何ですか?日本赤十字マスコットキャラクター妊婦健診では超音波専門医による2回の胎児スクリーニング検査を行っています。妊娠初期・中期から上述の出生前診断も可能です。これらの診断を実施することにより妊婦さんが安心して出産に臨むことができます。また医師・助産師・看護師が新生児蘇生の講習会に積極的に参加し、講習認定を受けており安心して分娩していただけます。帝王切開や新生児に問題がある場合はNICUの医師の管理のもとで分娩していただけます。前任地の広島大学病院・遺伝子診療部、中電病院産婦人科で多数の出生前診断の診療・遺伝カウンセリングを経験させていただきました。現在話題となっている母体血を用いた無侵襲的出生前遺伝学的検査に関してもわかりやすく、ポイントを押さえ、説明(遺伝カウンセリング)をさせていただきます。遺伝カウンセリングでは1人あたり1時間程度の時間をとり、パンフレットを利用しながら、患者さんの言葉や悩みを傾聴し、自己決定できるようにサポートすることを心がけています。検査後に異常の結果・予期せぬ結果が出た場合にもその後の精神的サポートができるようにしています。その他、羊水検査・クアトロテスト・胎児超音波スクリーニング検査も行っています。それぞれの検査の違いや特徴についてわかりやすく解説します。3名の臨床遺伝専門医、1名の超音波専門医が診療を担当しています。現在5名の常勤医師・1名の非常勤の医師が診療しています。そのうち5名が産婦人科専門医・3名が臨床遺伝専門医・1名が超音波専門医でそれぞれが協同して診療にあたっています。普段の妊婦健診での超音波検査よりも時間をかけてさらに細かいところまでも系統的に詳しく調べます。画像は、最新鋭の「超音波スクリーニング検査機」によって、母胎の胎児を映し出した実際の画像です。こー

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