ほほえみ Vol.85
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06今年4月に入職しました。調剤課には処方箋に基づき内服薬や外用薬を調剤する調剤室と、医師により指示された注射薬をセットし病棟に払い出す注射薬室があります。薬剤の適正な使用のために処方監査を行い、また、患者さんに対しては適切な情報提供を行っています。大学では詰め込んで勉強したつもりでしたが、現場においては知識も経験も足りず、まだまだ力不足を感じています。しかしながら、尊敬する上司や先輩方に支えられ、学びが多く充実した毎日です。今は薬剤師としての基本である正しいお薬を患者さんにお渡しできることを心がけて調剤を行っています。これからもっと勉強して薬の専門家としてチームに貢献できるよう研鑽を積んでいきます。浅野 真弥Informationほほえみ広場患者さんをしっかりと支えるスタッフほほえみピープル薬剤師薬剤部 調剤課表紙あさのまや患者さんにとって適切な薬と、適正な処方監査に努めています。子孫を残すため綿毛になる蒲公英と繁殖期になると飾り毛を生やすコサギは似ていると思い作品にした。葉は真鍮という金属を、木槌と金槌で一枚一枚丁寧に叩きながら造形した後、伝統的な着色技法の緑青仕上げで緑色に発色させている。綿毛の部分は極細の銀線で作成し、金属工芸の伝統的な加工方法や発色方法に多様な可能性と面白さを感じながら表現した。第10回 広島赤十字・原爆病院賞令和3年3月11日(木)、広島市立大学にて広島赤十字・原爆病院賞の表彰式を開催しました。当院では、地元の若手芸術家の活動を後押しするとともに、患者さんに芸術作品の鑑賞を楽しんでいただくことを目的とし、広島市立大学芸術学部・芸術学研究科の卒業・修了制作作品等の候補作品の中から、「広島赤十字・原爆病院賞」を選定してきました。第10回となる今回の受賞作品は、芸術学研究科博士前期課程2年の大塚志穂さんが制作した「蒲公英(たんぽぽ)」です。5月14日から東棟1階ほほえみロードのローソン前に展示しています。なお、今回を区切りとして、広島赤十字・原爆病院賞は幕を下ろします。歴代の受賞作品も院内に展示していますので、ぜひご覧ください。第10回 広島赤十字・原爆病院賞「蒲公英(たんぽぽ)」《 作品解説 》令和2年度 広島市立大学大学院芸術学研究科 修了制作作品●サイズ/H 250mm×W 500mm×D 330mm●素 材/真鍮、 銅、 銀、 レンガOtuka Shiho大塚 志穂の受賞作品を展示しました

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