大雨災害 救護活動記録(7)

カテゴリー: その他

この度の豪雨災害が発生し、二週間が経とうとしています。
被災された方々は、長引く避難所生活によって、心身の疲労が日に日に増していることも窺えます。

赤十字は、これまで医療救護班を派遣し、主に怪我をされた方や内科的診療が必要な方を診てきましたが、本日(7/18)から、救護班とは別に「こころのケアチーム」を派遣し、被災された方の不安な気持ちなどに少しでも寄り添う活動も行うこととしました。

当院からは、こころのケア要員として、看護師2名と連絡調整員1名を派遣し、7/22(金)まで呉市天応の避難所を中心に活動する予定です。

被災地の状況は刻々と変わっていきますが、赤十字は被災地ニーズに合わせた活動を続けます。

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~職員コラム~「人間ドックについて」

カテゴリー: 職員コラム

皆さん、こんにちは!

今回は、中央棟3階にある健康管理センターについてご紹介します。

皆さんはご存じですか?
日本で初めて人間ドックが行われたのは、1954年(昭和29年)国立東京第一病院です。その後、聖路加国際病院、東京女子医科大学病院が開始しました。当院は1957年(昭和32年)に一般入院病棟の一角で、長期ドック(6日間)及び、短期ドック(2~3日間)を開始しました。その後、1986年(昭和61年)に現在の北棟に健康管理センターを開設、2016年(平成28年)の改修工事を経て、7月、中央棟3階にリニューアルオープンしました。60年の歴史あるセンターです。

「私たちは笑顔で皆様の健康と安心をサポートします」の理念をモットーに医師、看護師、検査技師、事務職員など、多職種で日々協力して健診事業に取り組んでいます。年1回ですが、顔なじみになり元気なお姿を見られると、私たちも元気づけられ自然と笑顔になります。皆さんの健康をしっかりサポートできるよう日々頑張っています。

主な健診コースは、「二日ドック、一日ドック、脳ドック」です。事業者健診として生活習慣病予防健診や総合健診なども行っています。二日ドックでは、大腸内視鏡検査、心臓ドック、睡眠時無呼吸検査、ロコモ健診、下肢筋力測定など、二日ドックでしか受けられないオプション検査も揃えています。ゆっくりと時間をかけ、詳しい検査を受けたい方や、ドックが初めてで色々と心配な方にお勧めです。少人数制できめ細やかなサポートができます。健診ホールの隣には宿泊ラウンジや宿泊室を備えており、そちらでくつろいでいただくことができます。

皆さんの健康管理に是非、人間ドックをご活用ください。笑顔でお待ちしております。

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大雨災害 救護活動記録(6)

カテゴリー: その他

7/14(土)から坂町立小屋浦小学校の臨時救護所で救護活動を行っていた救護班第2班が、庄原赤十字病院の救護班に引き継ぎを行い、7/17(火)15:05に当院に帰着しました。

猛烈な暑さが続く中、熱中症など避難されている方々の体調面が心配であったとのことですが、中でも、日中帯は多くの方がご自宅等の泥や瓦礫の撤去等をされており、それによって怪我をされた方の手当てが多かったとの報告がありました。

被災地では、少しでも早く元の生活に戻ろうとする動きが続いており、赤十字も医療救護の面からその動きを支援する活動を続けていきます。

なお、救護班第2班は4日間で242名の方を診療しました。

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『通訳サポーター実地研修会』の開催!

カテゴリー: 研修, 行事

平成30年7月12日(木)、医療通訳ボランティアのための実地研修会「通訳サポーター実地研修会」が開催されました。

ひろしま国際センターでは、日本語がわからない患者が、病院を受診する際に必要となる通訳を育成するため、昨年度から医療通訳ボランティア育成のための講座を開設しています。

今回は、その講座の実地研修が当院で実施され、中国語2名、ベトナム語2名、タガログ語3名の合計7名の方が、研修に参加されました。

研修参加者は、受診手続きの方法や当院の特色などについて説明を受け、その後、各言語ごとにグループに分かれ、初診受付・模擬診察・会計の流れ・入院の手続き等の説明を受けながら、交互に患者役と通訳役になり、通訳を行いました。

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研修参加者は、今後『医療通訳サポーター』として登録され、病院からの依頼に基づき、病院内で通訳を行なうことが期待されています。

大雨災害 救護活動記録(5)

カテゴリー: その他

この度の大雨災害により、日本赤十字社では救護班を被災地に派遣し、継続した救護活動にあたっています。

本日(7/14)7:55、当院救護班第2班が安芸郡坂町に向けて出動しました。

同救護班は、現地で島根県支部救護班と引き継ぎを行い、小屋浦小学校内の臨時救護所において、7/17(火)まで避難されている方々の診療を行う予定です。

最高気温が30度を超える暑い日が続き、熱中症や脱水症状など被災された方々の体調面も懸念されますが、より一層の継続的な医療提供に尽力します。

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大雨災害 救護活動記録(4)

カテゴリー: その他

7/6(金)からの猛烈な雨により発生した災害も一週間が経とうとしています。

災害発生時は、災害医療の初動を担うDMAT(災害派遣医療チーム)を中心に活動してきましたが、現在は、中・長期的な救護活動を行う体制にシフトしてきています。

既に赤十字は全国ネットワークを活用し、他県の日赤救護班とともに継続的な救護体制をとっていますが、被災地で、より的確かつ迅速に医療提供ができるよう、7/10(火)から、有馬副院長を日赤災害医療コーディネーターとして広島県庁に派遣し、被災地の情報収集・総合的な医療救護計画の策定などにあたっています。

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また、7/14(土)からは、当院の救護班第2班が出動し、坂町立小屋浦小学校の救護所で活動する予定です。

~医療の知恵~「智歯周囲炎について」

カテゴリー: ~医療の知恵~

歯科口腔外科では、口腔・顎・顔面領域の炎症、腫瘍、奇形、外傷に対する手術を専門に行っています。外来で毎日行う小手術の他にも、毎週月・金曜日には手術室で全身麻酔での手術を行っています。今回は手術の中でも特に症例数の多い、智歯周囲炎に伴う智歯(通称:親不知(おやしらず))の抜歯について取り上げます。

皆さんの中には、歯科医院でレントゲン撮影後、歯科医師に「親不知が顎の骨の中に埋まっています。」と言われたことがある方もいると思います。智歯周囲炎は、智歯と顎の骨の微細な隙間から細菌感染が起こり、進行すると智歯周囲に膿が溜まり、顏が腫れて口が開けにくくなり、激痛が起こります。治療法は抗生剤を飲んで炎症を抑えるか、智歯を抜歯するかです。抗生剤の内服では一時的に症状が緩和しても、智歯がある限り智歯周囲炎を繰り返します。

智歯は顎の骨の中に埋まっているか、半分埋まっていることが多く、さらに横向きに埋伏 (水平埋伏智歯)していることがあります(図1)。そのままの状態では抜歯できませんが、当科ではこのような智歯の抜歯を行う設備を整えております(図2)。抜歯手術は基本的に外来で局所麻酔のもと、日帰りで行いますが、患者さんの全身状態や炎症の程度によっては短期間の入院をお勧めする場合があります。

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抜歯後の痛みは鎮痛剤で対処でき、腫れも通常3~5日程度で徐々に改善します。また、食事は当日からできます。抜歯後約1週間で、傷口を縫っていた糸を取ります。抜歯後の欠損は約1ヶ月で歯肉が再生し、3~6ヶ月で骨が再生して治癒していきます。

親不知のトラブルは、まずかかりつけ歯科医にご相談下さい。

歯科口腔外科 部長 明見能成

大雨災害 救護活動記録(3)

カテゴリー: その他

坂町立小屋浦小学校の臨時救護所で救援活動を行っていた救護班第1班は、山口県支部救護班に引き継ぎを行い、7/9(月)17:00に当院に帰着しました。

救護班の医師等から、診療を開始した7/8(日)は、近隣の避難所を含めて300名を超える方が避難されており、現地の電気・ガス・水道等のライフラインが止まっていたため、24時間体制で診療にあたったものの、非常に厳しい環境であったこと等の報告がありました。

まだまだ被災地では、避難所生活を余儀なくされている方が多くいらっしゃることから、継続的な救護活動ができるよう準備を進めています。

なお、救護班第1班は、近隣の避難所への巡回診療も含めて、2日間で75名の方を診療しました。

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大雨災害 救護活動記録(2)

カテゴリー: その他

この度の大雨災害により、避難所生活を余儀なくされた方が多くいらっしゃいます。

7/8(日)9:50に日本赤十字社広島県支部から日赤救護班の派遣要請があり、安芸郡坂町役場に向け、同日12:45に第1班が出動しました。

到着後、約200名の方が避難されている安芸郡坂町の小屋浦小学校で活動することとなりましたが、途中、陸路が寸断されているため、地元漁業組合の支援により、船で現地入りをしました。

同救護班は、小屋浦小学校内に臨時救護所を開設し、避難されている方々への診療を始めています。

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大雨災害 救護活動記録(1)

カテゴリー: その他

広島県内は7/6(金)からの猛烈な雨により、複数個所で災害が発生しています。

当院は、7/6(金)22:36に広島県からのDMAT派遣要請を受け、7/7(土)0:00に安芸地区の活動拠点本部となっている安芸消防署に向けてDMAT1チーム(医師2名、看護師2名、業務調整員3名)を派遣しました。

災害現場では、消防等により、行方不明者の捜索・救助活動が行われる中、安芸郡坂町、安芸区矢野東等において救助された傷病者の応急手当て、病院搬送などを行いました。

同チームは、7/8(日)9:10まで活動し、後続チームに引き継いで病院に帰還しております。

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