~職員コラム~SPDシステムについて

カテゴリー: 職員コラム

今回の職員コラムは用度課です。

用度課??と思われる方も沢山いらっしゃると思いますが、院内で使用する物品を発注・購入する部署です。

みなさんがお持ちの診察券から、お待ちの際に掛けられる椅子、採血の時に使用する腕に巻くチューブ・消毒綿・注射、ペースメーカー、薬、そして医療用機器など、院内のありとあらゆる物品を扱っています。

今回は、各部署が医療行為を行う上で必要となる物品を安定的に取りそろえるために、当院が採用している「SPDシステム」をご紹介します。

SPD(Supply(供給) Processing(加工処理) & Distribution(配送))とは、診療材料と呼ばれる物品の搬入から各部署への配送までを一元的に管理するシステムです。
各部署で日頃からよく使用する物品の定数(常にあるべき数)を決め、各部署の棚にて保管し、使用した不足分を補充しています。このSPDシステムを活用することで、過剰な在庫を置くことなく、また、安定的に物品を取りそろえることが可能となります。

最後に、このSPDシステムを運用する上で大変重要となる、院内のSPD倉庫をご案内します。
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こちらの倉庫では、250種類の物品を一時保管しており、緊急時対応並びに各部署へ速やかに配送ができる仕組みとなっています。

用度課は、現場でスムーズに医療行為ができるよう、日々サポートしています。

長崎市長一行が慰問に来られました

カテゴリー: 行事

平成30年8月5日(日)夕方、平和祈念式典参列のため広島を訪問された田上長崎市長様、五輪長崎市議会議長様、その他関係者の方が当院の被爆入院患者さんを見舞われました。

この慰問は広島と長崎で挙行される平和記念式典にそれぞれの市長が参列されるのに伴い、毎年行われています。

当日は、東棟5階共用カンファレンス室で、田上市長や五輪議長が当院の被爆患者さんにお見舞いの花束を手渡され、「頑張りましょう」と声を掛けておられました。

田上長崎市長様をはじめとする長崎市民代表の皆さん、お見舞いいただきありがとうございました。

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核兵器廃絶・平和建設国民会議(KAKKIN)様から、医療器具が贈呈されました

カテゴリー: 行事

平成30年8月5日(日)、ホテルニューヒロデンにおいて、核兵器廃絶・平和建設国民会議主催「KAKKIN 広島平和全国集会」が開催され、その中で医療器具の贈呈式が挙行されました。

KAKKINは、毎年全国各地で被ばく者支援のための募金活動を続けられており、毎年被ばく者支援団体等に医療器具購入のための資金援助をいただいております。

目録贈呈の後、被贈呈者を代表して当院の古川院長が「当院で治療された被爆患者さんの平均年齢は80.9歳となり、これからも被爆者の方々のニーズにマッチする医療を提供していきます」と謝辞を述べました。

KAKKINの趣旨に賛同し、募金にご協力いただきました皆様に厚くお礼申し上げます。

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「原爆の日」にあわせ、多くの方が当院を慰問されました

カテゴリー: 行事

平成30年8月6日(月)、原爆投下から73年を迎えた「原爆の日」にあわせ、各種団体の慰問・お見舞金を受領しました。ご来院の皆様、誠にありがとうございました。

8月2日(木)
原水爆禁止2018世界大会海外代表 様

8月4日(土)
パナソニック労働組合 様
平和環境岩手県センター 様
山形県鶴岡市職員労働組合 様

8月5日(日)
日本共産党 様
原水禁神奈川県実行委委員会 様
コープこうべ 様

8月6日(月)
コープこうべユニオン・コープさっぽろ労働組合 様
明電舎労働組合 様
新潟県十日町市原水爆禁止委員会 様

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暑中見舞い行事食

カテゴリー: 行事

暑中見舞い申し上げます。

平成30年8月6日(月)の昼食に、暑中見舞いの行事食を提供しました。
メニューは生姜ご飯、旬の夏野菜と冷麦の冷製炊き合わせ、鮭の塩焼、スイカです。

今回の献立にある生姜ご飯には、千切りにした生姜を使用しているので香りがとても良いです。生姜には、食欲を増進する効果があり、夏バテ対策にもなります。
「暑い夏を乗り越えていただきたい。」と願いを込めて、栄養課スタッフと実習生とが一緒に、折り紙で作った金魚を行事食カードに貼り、食事と一緒に提供させていただきました。

まだまだ暑い日が続きますが、患者さんに少しでも涼しさを感じて頂ければ嬉しいです。

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~医療の知恵~医師から「腫瘍」と説明を受けた、それって「癌」なのですか?(2)

カテゴリー: ~医療の知恵~

前回の記事で、良性腫瘍・悪性腫瘍については分かったけれど、胃癌と言われたり、胃の腺癌や胃の悪性リンパ腫あるいは胃の肉腫と説明されたりして、少し混乱されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この「腺癌」、「扁平上皮癌」、「悪性リンパ腫」、「肉腫」はその悪性腫瘍の出身による呼び名で「組織型」と言います。病理医が顕微鏡を見て判定しており、医療関係者同士ではこれらの名称を使います。
悪性腫瘍は、出身ごとにある程度性質が似ており、どの治療が効果的か、どの臓器に転移しやすいかなどの特徴があるので、治療のために必要な情報です。人でも、性別や年齢に加え、どの地方の出身で、何人きょうだいの何番目で、上に姉が何人いると言うだけでも、ある程度性格は似ているのではないでしょうか。
また、「悪性腫瘍」と「癌」の区別ですが、「癌」は「悪性腫瘍」の一部であり、発生数が多いため、その名称で代表的に呼ばれています。「車」と言っても、本来なら「タイヤ」を指すはずですが、「自動車」を指す場合が多いのに似ています。scince_kenbikyou

その他、「早期癌」や「進行癌」という言い方を聞かれたことがあるかも知れません。悪性腫瘍といえども最初のうちは大きくなる速度も遅く、転移をすることも少ないので、治療で治ることが多いのですが、癌が進行してしまうと手が付けられなくなることもあります。熊やライオンなどの猛獣でも子供のうちは可愛く、注意をしていれば危害を加えられることはありませんが、森の中で突然大人の熊に出会うと命の危険があるのと同様です。

主治医から「こういう治療をしましょう。」と提案された場合は、「組織型」や「進行度合い」を見た上での最も効果の高い治療方法であることが多いのです。

病理診断科 藤原 恵,坂谷暁夫

大雨災害 救護活動記録(10)

カテゴリー: その他

7月31日(火)から呉市の避難所を中心に活動してきた救護班第3班が、地元医療機関に診療を引き継ぎ、8月3日(金)19:40に当院へ帰着しました。

7月6日(金)からの豪雨による災害発生以降、DMAT(災害派遣医療チーム)及び救護班を派遣し、坂町小屋浦、呉市天応地区、安浦地区の臨時救護所等で救護活動を続けてきましたが、被災地の診療が再開されてきたため、医療救護班の出番は一旦終了となります。

帰着した救護班を当院のスタッフで出迎えると、少し安心した表情が見られました。

なお、被災地では、まだまだ懸命の復旧活動が続けられております。
今後も日赤はこころのケア活動等を通して、被災地支援にあたります。

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献血バスがやってきました

カテゴリー: その他

平成30年8月2日(木)、当院に献血バスがやってきました!

献血(血液事業)は、日本赤十字社が担う事業の一つです。

このたびの大雨災害の影響で献血バスでの採血が中止になるなど、現在、血液の確保が困難な状況です。

そのような中で、当院でも献血が行われました。

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前回同様、職員だけでなく一般の方や委託業者の方など、多くの方にご協力いただきました。

血液製剤にはそれぞれ使用期限(赤血球製剤は21日間)が決められており、輸血を必要とされている患者さんに過不足なく血液を届けるためには、定期的な献血のご協力が不可欠です。

お住まいの地域など、皆さんの近くに献血バスが来たときはぜひご協力ください。

献血についての詳細は広島県赤十字血液センターのホームページをご覧ください。

~医療の知恵~「医師から『腫瘍』と説明を受けた、それって『癌』なのですか?」

カテゴリー: ~医療の知恵~

まずは「腫瘍」の定義ですが、まわりに遠慮することなく自分勝手に大きくなる病変のことです。傷を治そうとする、生きるために必要な仕組みが暴走したもので、それが止めどなく大きくなったり、転移(元の病変から離れた所に病変を作る)をしたりするのが「悪性腫瘍」で「癌」とも呼びます。それに対して、何も治療しなくても、それ以上は大きくならない病変を「良性腫瘍」と呼んでいます。

では、それらはどうやって区別するのでしょうか。患者さんに説明をする医師が自分で調べた様に話していると思いますが、良性と悪性を区別する必要がある様な病変は、実際には我々病理医が顕微鏡で見て判断しています。また、悪性腫瘍であれば、どの位のスピードで大きくなるか、転移しそうかなどを予想しています。腫瘍が大きくなろうとする「動き」を「形」で判断することは、見た目で初対面の人の人柄を判断するのと同じですし、将来の動きを予想することは、占いの様に思われるかも知れませんが、現時点で一番確実な診断方法とされています。

逆に、自分の意思に関わらず大きくなる病変は「腫瘍」だけではありません。結核の様な細菌でもかたまりを作りますし、関節リウマチでも骨や皮膚が腫れることがあります。これらを腫瘍として治療をしても、治らないばかりか悪化する可能性もあります。これらの区別にも病理診断が必要になる場合があります。

では、病理医はどうやって「形」で区別しているのでしょうか。それには経験的に、「こういう形だと良性」、「この臓器のこの様な形の腫瘍は悪性で増殖速度が速い」などと、すべての臓器の病変の過去の情報を積み重ねて判断するしかありません。

また、胃癌や胃の腺癌、胃の悪性リンパ腫、あるいは胃の肉腫と聞いて、少し混乱されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは次回のお話しとさせて頂きます。

我々病理医は主治医の許可が出れば、患者さんの病変を顕微鏡を使って説明することもしています。

病理診断科 藤原 恵,坂谷暁夫

 

大雨災害 救護活動記録(9)

カテゴリー: その他

豪雨災害の発生から三週間が経過しました。
被災地では、連日の猛暑の中、懸命の復旧活動が続けられております。

これまで、日赤は県内外の医療救護班を継続的に派遣し、被災地支援として避難所等での診療を行ってきましたが、地元の医療機関も徐々に再開してきたことから、診療については、地元医療機関等に引き継ぐこととなりました。

当院の救護班第3班は、避難所での救護活動とその役割(引き継ぎ)を担い、7/31(火)7:00に呉市に向けて出発しました。

同救護班は、8/3(金)まで呉市の避難所を中心に活動し、その後、地元医療機関に診療を引き継ぎます。

※こころのケア活動、給水支援活動は継続します。

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