日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

大腸がん

がん治療をお考えのかたへ

大腸がん

大腸がん

治療方針

消化器内科、消化器外科が協力して治療を行っています。
画像強調イメージや拡大観察を用いた内視鏡検査・内視鏡超音波検査・注腸(レントゲン)検査・CT検査などを行い、病期(ステージ)を診断します。
エビデンス(この治療法が良いといえる証拠)を基に作成された治療ガイドラインに準拠しつつ、患者さんの状態に応じて治療法の選択肢をご提案します。
検査と治療の前には十分な説明を行い、治療方針決定に際しては患者さんの自己決定権を尊重しています。

治療内容

早期大腸がんの中でも粘膜内がんは内視鏡治療の適応とされています。
当院では内視鏡的粘膜切除術(EMR)のほか、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)も導入しており、従来の内視鏡治療法では分割切除していた大きな病変も、ひとまとまりに正確に切除することが可能です。
外科治療では比較的早期の症例を中心に、腹腔鏡手術を積極的に導入しています。根治性、安全性が損なわれない範囲で低侵襲の治療を目指しています。
また、ステージⅣ、再発大腸癌症例には最新のエビデンスに基づいた化学療法を行っています。肝転移・肺転移に対しても可及的に外科切除を検討しています。

治療実績(2022年実績)

がんの部位別、病期(ステージ)別の治療方法
〇大腸がん(がん腫のみ)

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