令和2年度広島市総合防災訓練に参加して

カテゴリー: その他

令和2年9月4日(金)、台風が心配される中、大規模土砂災害を想定した広島市総合防災訓練が西風新都消防訓練場で開催されました。

私自身、救護班の看護師長に初めて任命されたことや、救護班の看護師としての役割をスムーズに遂行できるかどうか、不安を抱えた中で訓練に参加しました。

当初、現地は雨が降る予報でしたが、救護所設営時には日差しが強く訓練本番前に体調不良者が出るのではないかという心配もありました。普段、院内で勤務する職員にとって、なかなか身体に堪える過酷な環境を体験させてもらいました。

実際の訓練では、負傷者が次々と運ばれてくる中、現地合同指揮所で行政などの関係機関と調整・連携を図り、少ないスタッフと限られた資源で負傷者のトリアージ、応急手当、医療機関への搬送調整を行いました。

その時は、皆で優先順位を決めながら必死に対応したつもりですが、振り返ってみると、『もっと、ああすればよかった…こうすればよかった…』と課題が残りました。医療現場とは違う状況の中で、救護班の看護師の役割を改めて考えさせられる経験となりました。

甚大な自然災害による被害が増えている昨今、要請があれば出動しなければなりません。今回の訓練での学びを活かせるように、今後も積極的に研修に参加しスキルの向上に努めたいと思います。

東棟5階 看護師長 寺田久美

広島市総合防災訓練

フェイスシールドをご寄贈いただきました

カテゴリー: その他

9月7日(月)、三次市のあおぞらみんなで繋がろう企画さまよりフェイスシールド100枚

をご寄贈いただきました。

こちらの団体は保育園の関係者、園児・保護者の皆さまで構成されており、新型コロ

ナウイルス感染症が流行する中、「毎日が命がけで他人の為に力を尽くして下さってい

る医療に携わる皆さんを何とか応援できたら、力になれたら」という思いで、保育園の

関係者、園児・保護者の皆さまの他、保育園の近所の方へも声をかけ募金をつのり、

フェイスシールドを寄贈してくださいました。

また、園児・保護者の皆さまからの、たくさんの写真や手書きメッセージが書かれたカ

ードも届けて下さり、とても心が温まりました。

この度、寄贈いただいたフェイスシールドは新型コロナウイルス感染防止対策のため、

有効に活用させていただきます。あおぞらみんなで繋がろう企画の皆さま、ありがとう

ございました。

フェイスシールドをご寄贈いただきました

~職員コラム~ 介護予防認定理学療法士試験に合格しました

カテゴリー: 職員コラム

みなさんは認定理学療法士という資格をご存知でしょうか。

認定理学療法士は7つの専門分野(基礎理学療法、神経理学療法、運動器理学療法、内部障害理学療法、生活環境支援理学療法、物理療法、教育・管理理学療法)に分けられます。

この資格は、自ら興味のある分野の専門性を高め、高い専門的臨床技能の維持、社会・職能面における理学療法の専門性(技術・スキル)を高めていくことを目的としています。

さらに認定理学療法士は令和4年から四半世紀ぶりに大幅改革の予定で、514.5時間のプログラム受講が必須となるため、理学療法士の臨床能力の更なる底上げに繋がり、今後重要性が高くなる資格と理学療法士協会からも言われています。しかし、現在の有資格者は総会員数(約12万人)の4%に満たない希少な資格です。

今回取得した介護予防認定理学療法士は、介護や障害を予防することに特化した資格です。急性期病院入院中から早期にリハビリテーションを提供することで、将来予測される介護や障害の可能性を予測し、それを軽減することに寄与できればと思っています。

当科にはすでに呼吸器認定療法士2名、循環器認定理学療法士2名、運動器認定療法士2名、代謝認定療法士1名がいますので、スタッフと協力し多角的な視点から患者さんをサポートしていけたら幸いです。

介護予防認定理学療法士試験

~医療の知恵~救急車の適正利用と救急安心センター事業(電話相談窓口 #7119)について

カテゴリー: ~医療の知恵~

救急(馬)車の起源はナポレオン軍や南北戦争の時代まで遡ります。日本では昭和6年、日本赤十字社大阪支部に日本初の救急車が配備されましたが、病院の車両で公的救急車ではありませんでした。昭和30年〜40年頃の「交通戦争」と表現される交通死亡事故の劇的な増加を受けた昭和38年の「消防法」改正でやっと救急患者の公的救急車での搬送が制度化されました。しかし当初、救急車で搬送できるのは「外傷患者(けが人)」のみでした。現在のように心筋梗塞や脳梗塞といった内科的疾患など、けが人以外の「急病患者」を救急車で搬送できるようになったのはごく最近で、昭和61年の「消防法」改正、昭和62年の「救急病院等を定める省令」改正後の事です。

さて、平成29年中の救急車による全国の救急出動件数は、634万2,147件で、国民の22人に1人が救急隊によって搬送されています。広島県でも1日平均353件、約4分4秒に1回の割合で救急隊が出動しています。

しかし、救急搬送される患者さんの中には、本当は救急搬送の必要がないのに「どの病院を受診して良いのかわからない」、「念のために」、「交通手段がない」といった理由で救急車を利用する方が少なからず存在し、救急車が不足して重傷患者対応ができない、病院が軽症であふれ返って重傷患者の受け入れができないなどの弊害が生じています。総務省消防庁では、救急車の適正な利用を目指し、救急安心センター事業(電話相談窓口 #7119)を開設しています。救急車を呼んだが方がいいか判断に迷う時は、#7119に電話し、相談してみてはいかがでしょうか。もちろん緊急だと思ったらためらわずに119番通報をしてください。

救急集中治療科 副部長 岡野博史

原爆殉職職員ならびに戦没職員慰霊式を行いました。

カテゴリー: その他

広島に原爆投下されてから75年という節目の年を迎えた本日8月6日、平和への祈りが込め

られた色とりどりの千羽鶴が捧げられている当院向かいのメモリアルパークにおいて、「原爆

殉職職員ならびに戦没職員慰霊式」が厳かに執り行われました。

今年は新型コロナウイルス感染症の感染防止のため規模を縮小しての開催となり、日本赤十

字社広島県支部事務局長、日本赤十字社中四国ブロック血液センター所長、広島県赤十字血

液センター所長、広島赤十字・原爆病院院長、副院長4名、事務部長、看護部長の10名の幹部

職員が参列しました。

まず、8時5分から献花が行われ、そのあと、広島赤十字・原爆病院院長が追悼のことばをのべ

られました。

そして、原爆投下時間の8時15分に合わせて幹部職員で黙祷をささげ、犠牲になられた方々の

御冥福をお祈りしました。

原爆慰霊祭

行事食~暑中お見舞い申し上げます~

カテゴリー: 行事

こんにちは、栄養課です。

例年より遅く梅雨明けし、一気に夏がやってきましたね。

本日、8月6日の昼食に、旬野菜の冷製炊き合わせを提供しました。暑い日には、冷たい料理が

食べやすいですよね。

具材は、トマト・茄子・冬瓜などの夏野菜はもちろん、冷麦、青しそを巻いたつくねを添え、1品で

主食(炭水化物)、主菜(たんぱく質)、副菜(ビタミン、ミネラル)のカラダに必要な栄養素を摂取

できるようにと組み合わせました。

食欲が落ちやすい時期です、バランスよく食べれる工夫をしていきましょう。

栄養課行事食

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ暑い日が続きますので、患者さんに少しでも涼しさをお届けできれば嬉しいです。

これからも患者さんに喜んでいただけるよう食事の提供に努めてまいります。

 

 

 

飛沫感染防止パーティションをご寄贈いただきました

カテゴリー: その他

8月3日(月)、広島市木材同業組合様ならびに広島木材青年経営者協議会様より、飛沫感染防止用のパーティションを50基ご寄贈いただきました。

このパーティションの外枠には、広島県産のヒノキ材を使用されており、見ていてとても温かみがあり、ヒノキのいい香りもしてきます。

この度、寄贈いただいたパーティションは外来受付や患者面談室などに設置し、有効に活用させていただきます。ありがとうございました。

パーテーション1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パーテーション2

 

~職員コラム~ 野菜や果物を育てはじめました

カテゴリー: 職員コラム

今回の職員コラムは人事課 志水です。

人事課は職員の採用や退職の手続き処理、給与や手当の支給、働きやすい職場環境づくりなど、主に病院で働く職員の方々に向けた業務を行っています。昨今話題になっている働き方改革やめまぐるしく変わる社会状況についても勉強しながら、日々の業務を課員全員で協力し行っています。

さて、話題は変わりますが、コロナウイルスの影響により、外出自粛制限の中皆さまどのようにお過ごしでしたか?行動が制限され、これまで通りの生活ができないもどかしさでストレスがたまってしまったという方も多いと思います。

我が家では、出かけられないけど外の空気を吸いたい、気分転換にもなるかなと自宅の空きスペースで野菜や果物を育てはじめました。スペースも限られているため、小さな鉢やプランターを利用して、トマト・きゅうり・イチゴと“育つと食べられるもの”を植えてみました。

トマトやキュウリが実るのはまだ先になりますが、先日、早速花がついていたイチゴの苗の実が赤く色づき、食べごろになってきました。もう1日置いたらちょうど食べごろかなと思って翌日見てみたところ、なんと中に青虫が・・・。残念ながら収穫ならず。まだ色づいていないイチゴがあるので、今度こそ食べようと必死に守っています。

まだまだコロナウイルスによる不安な日々が続きそうですが、皆さんもストレスをため込まないために、この機会にぜひ自分なりの楽しみを見つけてみてください。

人事課 志水

7月分職員コラム

『うな茶そば』を提供しました。

カテゴリー: その他

こんにちは、栄養課です。

梅雨明けもあと一歩でしょうか。

蒸し暑い毎日、しっかり栄養をとって乗り切りたいものです。

今年の7月21日は、『土用の丑の日』でした。

当院でも、入院患者さんに季節を感じていただけるように『うな茶そば』を提供しました。

“うなぎ”は、脂がのると腹側が黄色くなるため“胸黄(むなき)”と言われたことが語源と言われ

ています。ビタミンA・B1・B2、不飽和脂肪酸などが豊富で、夏バテ対策に適した食材です。

入院患者さんから、「美味しいうな茶そばだった」「また食べたい!!」「茶そばに鰻、大根おろし、

家でもぜひ作ってみたい」など多くの嬉しいご意見をいただきました。

栄養課の職員も、患者さんに喜んでいただけた様でとても嬉しく思います。

これからも患者さんに喜んでいただけるよう、美味しく安全な食事の提供に努めてまいります。

栄養課2

 

~医療の知恵~手術前のサプリメント・健康食品の中止について

カテゴリー: ~医療の知恵~

当院では手術が決まると入退院センターに案内されます。そこではサプリメントや健康食品を摂取していたら、手術前には中止していただくように依頼されます。健康のために摂取しているのに、手術前だからこそ摂取したいと思っているのに、なぜ中止しなくてはならないのでしょうか?

その理由はサプリメントや健康食品の一部には

①手術中の血圧や脈拍に影響を与える。

②麻酔薬の効果や持続時間に影響を与える。

③血糖値に影響する。

④出血のリスクを上げる。

といった手術や麻酔管理に影響を及ぼす可能性のある成分が含まれているからです。

近年、ご高齢や重症合併症を患った高リスクの患者さんの手術が増えています。私ども麻酔科医は手術の内容や患者さんの全身状態を考慮して、一人ひとりにふさわしい麻酔方法を提示しています。しかしサプリメントや健康食品を摂取していた場合、麻酔方法の変更を余儀なくされる可能性があります。とくに高リスクの患者さんでは麻酔方法の変更はリスクを伴うため、手術を延期せざるを得ない可能性もあります。

平素から健康のために摂取しているものを中止するのは抵抗があることかと思いますが、手術や麻酔を安全に受けていただくため、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

麻酔科副部長 江木暁子