日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

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2022.09.01

研修

がん診療に関する地域医療連携研修会を開催しました

令和4年8月25日(木)にがん診療に関わる地域医療連携研修会を開催しました。コロナ禍のため、院外の先生方はオンラインでの参加、当院職員は東棟9階講堂で聴講というハイブリッド形式で実施し、院外参加者16名、院内参加者79名、計95名と多くの方にご参加いただきました。 

今回の研修会は、「乳がんの初期治療と地域連携 ~ホルモン治療を中心に~」と題し、当院乳腺外科 武谷 憲二 医師を講師として開催しました。
ホルモン治療を中心とした乳がんの初期治療方法や、その際に用いる各薬剤の効果や副作用、また乳がんにおける地域連携パスを用いたチーム医療について、という内容の講演でした。参加者からは、「術後のホルモン療法が長期であることに改めて驚いた」、「乳がんの治療が複雑化していると感じた」、「院外の先生方と共有しながら地域連携パスを広めることができたらよいと思う」などの感想をいただきました。

今後もこのような研修会を通して、地域における医療の向上と、地域連携を深めてまいります。

研修会の様子
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