がんサロンを開催しました

令和7年5月21日（水）にがん化学療法看護認定看護師より「抗がん剤とのつき合い方」というテーマでがんサロンを開催しました。

抗がん剤の治療は様々あり、薬剤や治療のスケジュール、副作用の症状の程度も人それぞれ異なります。治療による副作用がいつ、どのくらい続くのかを知ることで、体調の変化を予測しながら対処することができます。副作用をコントロールしながら抗がん剤とうまく付き合い、自分らしく生活することが大切です。

今回のがんサロンでは、以下のことについてお話ししました。

・治療の多くは、外来で行われます。治療日誌などを活用して、医療者と体調の変化を共有しましょう。
気がかりがあれば、その都度メモをしておくと、診察の時に医師に聞き忘れることを防げます。また、急な体調不良の時には、診療科や救急外来に連絡が必要です。そのため、事前にどんな副作用が起こることがあるか、自宅でどう対処したら良いか、どんな時には病院への連絡や受診が必要かなど確認をしておきましょう。

・医療者としっかりコミュニケーションをとり、不安や希望を伝えながら療養を継続しましょう。

参加者からは、「参加者や体験者の話を聞けて良かった」「治療を始めたところなので、どんな症状が考えられて対処はどうしたらよいのか聞けて良かった」などの声が聞かれました。

次回のがんサロンは、6月18日（水）に「お肌のケア（メイクサロン）」を開催します。眉メイクやお肌のケアなどを専門家の方からお話しする予定です。男性の方も大歓迎です。ぜひご参加ください。