地域連携セミナーを開催しました

令和7年6月12日（木）に広島赤十字・原爆病院　地域連携セミナーを開催しました。当院東9階講堂での聴講、およびZOOMによるオンライン聴講でのハイブリッド形式で開催し、院外参加者23名、院内参加者60名、計83名という多くの方にご参加いただきました。　

今回のセミナーは、「最近の小児がん診療について」と題し、今年4月に当院小児科部長に就任した川口　浩史医師を講師に開催いたしました。講演では、小児がんの基本的なお話から、小児がん患者が大人になり発症する合併症、また、最新の治療薬まで、多岐にわたる内容が取り上げられました。

参加者からは、「とても分かりやすい研修で参加してよかった」、「本人が既往歴を理解していることの大切さを知った」、「小児がんの予後が改善するとともに晩期合併症のフォローが重要になってきていることがよく分かった」、「いつもと違う何かおかしいという時は小児科医に相談をするというメッセージが伝わった」などの感想をいただきました。

当院では、今後もこのような研修会を通して、地域における医療の向上と連携を深めていきたいと思っています。