日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

病院公式ブログ

2025.09.08

その他

安全で安心を与えられる療養環境の醸成を目指して

血液内科病棟(南棟8階)は、主に白血病の治療を行う患者さんが大半を占めています。
複数の輸液ルートが繋がり、使用薬剤も抗癌剤・麻薬・免疫抑制剤・血液製剤などがあり、治療上大切な薬剤が多いです。それにより行動制限が長期に渡る治療環境に置かれた患者さんの理解に努めることが最も重要だと感じながら、日々ケアを行っています。
こういった中、重大な事故にならないよう、発生したインシデントについて、皆で情報を共有し、再発防止に向けての分析を実施しています。
今年度は、薬剤師や医療安全推進室のリスクマネージャーなどを交えて、4月以降すでに5回以上RCA分析(根本原因分析)を実施しており、他人事ではなく、自身のこととして捉えて話し合いに参加できています。 

話し合いの様子

昨年度、南8階病棟では、医療安全川柳で、部署作品1位(GRM賞:ゼネラルリスクマネージャー)を獲得しています。 また、個人作品においても、特別賞を受賞しており、さらに医療安全への関心が高まる機会となっています。
医療の現場は、日々進歩しており、新しく覚えることもたくさんありますが、スタッフみんなで最善を尽くし、患者さんのために、安全で安心な療養環境の提供ができるように、努力していきます。

賞状
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