がんサロンを開催しました

令和7年10月15日（水）にがんサロンを開催しました。今回は「仏の教えのお話」というテーマで、延命寺の住職である徳永さんからお話を伺いました。徳永さんは、傾聴ボランティアとして当院をはじめ、広島市内の病院にある緩和ケア病棟でも活動されています。

私たちは人と話すことで、自分の思いを言語化し、考えを整理しています。体調と同様に心の状態も常に変化しており、それに伴い気持ちや思いも変わります。私たちの命は唯一無二のかけがえのないものです。また、与えられた命や環境の中で生かされています。思い通りにならないことや悩むことも多いですが、一瞬でも生かされていることを考えたり、気づきを持つことも大切だと考える機会となりました。

最後に、徳永さんの弾き語りで「涙そうそう」を聞きながら、各自が自分の気持ちと向き合ったり、大切な誰かのことを思うひとときとなりました。参加者からは、「自分自身を見つめ直すことができた」「感情は揺れ動くことを受け止め、日々大切に過ごしていこうと思えた」といった声が寄せられました。

次回のがんサロンは、11月19日（水）に「自分らしく過ごすために」というテーマで開催予定です。皆さんの参加をお待ちしています。