日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

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2023.01.20

その他

HICARE(放射線被曝者医療国際協力推進協議会)研修生を受け入れました

令和5年1月18日(水)13:30~15:00の日程でHICARE研修生を受け入れました。今回はブラジルから2名の医師と1名の医療関係者、アメリカから1名の医師が来院されました。

藤田副院長から、昭和20年8月6日広島で何が起こったのか、また当時当院がどのような状況に直面したか、放射線被ばくによる後障害や悪性腫瘍の発生状況についてご説明しました。研修生の方々は熱心に説明を聞き、質問されていました。説明の後、当院のメモリアルパークで、爆風でゆがんだ鉄製の窓枠や窓ガラスの破片が突き刺さった痕が残る壁、慰霊碑等をご覧いただきました。

今後も引き続き、韓国からHICAREの研修生として広島に来られる医療関係者の研修を受け入れる予定です。

研修の様子

※HICARE(放射線被曝者医療国際協力推進協議会)とは
HICAREはチョルノービリ原子力発電所事故の被害実態が明らかになったことを契機に、平成3年に広島県内の被爆者医療・研究機関と県・市が共同で設立、世界の被爆者医療へ貢献することを目的とし活動しています。詳しくはHICAREのHP(http://www.hicare.jp/)をご参照ください。

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