日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

病院公式ブログ

2019.06.25

行事

松井広島市長の被爆者慰問がありました

6月24日(月)、広島市の松井市長が被爆者慰問のため当院を訪問されました。

会場となった東棟5階共用カンファレンス室には、6名の被爆者の方たちがいささか緊張した様子で市長の到着を待っておられましたが、午後3時15分頃、古川院長ら病院幹部とともに会場に入って来られました。

松井市長は、冒頭で被爆者の方々に対し、「被爆から74年が経ち、被爆者の平均年齢は82歳を過ぎているが、これからもぜひ頑張り続けていただきたい」と述べられました。また、昭和45(1970)年に締結されたNPT核不拡散条約のことに触れ、3つの特徴即ち①核保有国は5カ国のみ(米・露・中・仏・英)であること②各締約国には誠実に核軍縮交渉を行う義務があること③原子力を平和利用することなどを説明されました。

そして最後に、「今年もカープにしっかり勝ってもらいたい」とスピーチをまとめ、病院をあとにされました。

広島市長の被爆者慰問は、夏と秋の年2回、毎年実施されています。

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