2025.11.07
研修
がんゲノム医療研修会を開催しました
令和7年10月30日(木)、院内外の医療従事者を対象とした「がんゲノム医療研修会」を開催しました。
がんゲノム医療とは、がん遺伝子パネル検査(多数のがん遺伝子を同時に解析する検査)で得られた結果に基づき、一人ひとりの体質や病状に合わせて治療を行う医療です。
この春、これまでの固形腫瘍に加え、造血器腫瘍(血液のがん)を対象としたがん遺伝子パネル検査が新たに保険収載されました。そこで今回は、九州大学大学院医学研究院 プレシジョン医療学分野の教授である前田高宏先生より「保険適用を踏まえた造血器腫瘍遺伝子パネル検査の位置付け」をテーマにご講演いただきました。
遺伝子パネル検査の基礎から最新の情報まで、大変分かりやすい内容でした。
また、いつか血液のがんを克服したいと専門分野に進まれた前田先生の熱い思いを伺い、心を打たれました。
今回の研修会での学びを活かし、がんゲノム医療を必要とされる患者さんにお届けできるよう、一同がんばってまいります。
