令和７年度第３回 感染防止対策に係る合同カンファレンスを開催しました

今年度第３回目の感染防止対策に係る合同カンファレンスを令和７年12月3日（水）に開催しました。併せて、「新興感染症の発生等を想定した訓練」も実施しました。今回は、21の連携医療機関、広島市医師会および行政機関の方々にご参加いただき、WEB形式で行いました。

今回の訓練では、「新興感染症を想定した初動対応と吐物処理」をテーマにしました。
シナリオは新興感染症が疑われる患者さんが来院し、診察後に突然嘔吐するという緊急事態。現場スタッフが取るべき行動や感染対策について考える机上訓練を行いました。訓練中は、当院の感染管理認定看護師がポイントを解説しながら進行しました。

参加者は「まず何をする？」「どの防護具を使う？」「吐物の処理はどうする？」といった具体的な対応を考えながら、感染拡大を防ぐための行動を整理しました。WEBのアンケート機能を使用し、リアルタイムで全員の回答を画面で共有し、参加者同士で考え方の違いや共通点を確認できました。

平時から訓練を行うことで有事に備えることができます。今後も学びを共有しながら、近隣の医療施設との連携を強化し、地域ぐるみでの感染防止対策に努めてまいります。

令和７度第２回感染防止対策に係る合同カンファレンスの様子はコチラ（別ページが開きます）です。