院内災害対応訓練（机上訓練）を実施しました

12月３日（土）に、災害救護体制の徹底を図ることを目的とし、災害対応マニュアルに則した院内災害対応訓練（机上訓練）を実施しました。南海トラフを震源とする地震が発生し、広島市で震度７を記録した想定で行い、職員約70名が参加しました。

今回の訓練は災害対策本部を中心とし、緊急地震速報の放送後、暫定災害対策本部を立ち上げ、院内の被害状況等の情報収集を行いました。正式な災害対策本部へ移行して災害対応体制となったのち、次々に付与される状況に対して職員は災害対応マニュアルに従い活動しました。

また、10月に導入した安否確認システムを利用した職員の安否確認訓練と、クロノロジー作成訓練も併せて行いました。
参加者からは情報の収集や伝達の難しさについての意見が多く寄せられました。

今後も災害時に備え、また災害拠点病院としての機能を充実させるために、定期的な訓練・研修の実施や、マニュアルの見直しなどを繰り返し、迅速に対応できるよう努力してまいります。