入院予定のかたへ
患者さんのQOLを考慮しつつ、検査・治療をとおして病期をコントロールし、退院後も自己管理ができるように、患者さんと一緒に手術後の早期離床・早期退院を目指して努力しています。手術を受ける患者さんの不安や手術後の痛みの緩和、日常生活の援助を行っています。また、退院後の生活についても、患者さんや家族の方と相談しながら、一緒に考えていきます。ご希望にあわせて在宅での療養生活が可能となるよう、医師、看護師、薬剤師、栄養士、外来看護師、総合相談室(ソーシャルワーカー等)との連携をとっています。
人工肛門を造設された患者さん、高度肥満症に対する手術をうけられた患者さん、腹膜透析をうけられた患者さんには院内の登録看護師や外来看護師、他職種と連携し、継続したケアを行っています。
当病棟は外科と腎臓内科の病棟です。外科は肺・消化器・肝臓・乳腺・血管などを中心に、年間900―1000件以上の手術を行い、手術を受けられる患者さんの看護を行っています。また、化学療法(抗がん剤)、痛みのコントロール、栄養改善など、症状を緩和することを目的とした(対症療法)患者さんも入院されます。
腎臓内科は、急性腎不全・慢性腎不全とさまざまな病気の患者さんに対して治療を行っています。患者さんそれぞれの腎臓の機能(病期)、治療を理解し、個々の患者さんにあった支援を行っています。
病室は、有料個室、4人部屋、重症患者さんのための部屋を有し、治療内容や患者さんの状況によって部屋の調整をしています。
病棟看護師は、幅広い経験年数で構成されており、みんな明るく、優しく、患者さんの個別性を考慮した看護を行えるように努力しています。
医師とのコミュニケーションも良好で和気あいあいとしています。