がんサロン 「お薬のはなし~サプリメントと痛み止めについて~」

カテゴリー: 研修

平成31年2月20日(水)、がんサロンを開催しました。
今回のテーマは「お薬のはなし~サプリメントと痛み止めについて~」でした。

まず、緩和ケアチームの薬剤師より、健康食品には「特定保健用食品」・「栄養機能食品」・「機能性食品」などがあり、それぞれの意味や表示内容、マークについてお話ししました。

さらに、サプリメントについて、日本では明確な定義はなく、①天然・自然が安全の理由にはならず、アレルギーの原因にもなりやすい、②体験談は根拠がはっきりしていない、③動物実験で効果が実証されていても、ヒトと動物は消化吸収の仕組みが違うなど、サプリメントの服用を始める前に考えていただきたいこと等も併せてお話しました。

参加者は1名でしたが、薬剤師の説明に対して様々な質問をされ、「貴重な話を聞けて良かった」「疑問も確認できて有意義でした」とのお言葉をいただきました。

今後も患者さんの悩みをお聞きしたり、患者さん同士の語り合いができる場をつくっていきます。

 

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~職員コラム~東6病棟のご紹介

カテゴリー: 職員コラム

今回の職員コラムは東棟6階です。

1皆さんこんにちは。東6病棟の紹介をさせていただきます。

東6病棟は泌尿器科・耳鼻咽喉科・歯科口腔外科・皮膚科を主科としている病棟で、病床は54床あります。

詰所を起点に三角形に廊下でつながっています。一番突き当り奥の東側のラウンジの窓から電車通りが眼下に見え、南側のラウンジの窓からは吉島や宇品方面が見渡せます。病棟をご案内していると多くの方が「おー」と外を眺められます。

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東6病棟はとても出入りの多い病棟です。4
手術や検査・治療・歯科受診などの行き来が多くあり、入院される患者さん、退院される患者さんで、ある意味ごった返しています。

多くの患者さんを受け入れるにあたり、病棟の環境を整備し、事故防止に努めることが、治療を円滑に進めるためにも、治療後にスムースに元の生活に戻れるようにするためにも、とても大切だと考えています。

そこで、入院環境の問題点についてスタッフで話し合い、対策を考えて実行し、今年度のKYT(危険予知トレーニング)の取り組みで発表しました。

【投票結果】
来院された方の投票数 第1位!

東6病棟はこれからも安全に治療を受けていただけるよう、環境を整える取り組みを続けていきたいと思います。

~医療の知恵~口腔乾燥症(ドライマウス)について

カテゴリー: ~医療の知恵~

当院歯科口腔外科では、口の中が乾燥して悩んでいらっしゃる方が比較的多く受診されます。
専門的には口腔乾燥症(ドライマウス)といわれ、広い意味では「口が渇いた」と自覚するすべての状態をさしているため、成り立ちが異なる種々の疾患が含まれます。

症状としては、口の中のネバネバ感やひりひり感、虫歯や歯垢の増加などによって口臭を感じるようになる軽度なものから、重度になると、唾液分泌量が低下して口腔内の乾燥が進行し、強い口臭、舌表面のひび割れ、疼痛により食事や会話がしづらいなどの障害が現れます。

原因としては、大きく以下の3つに分けられます。

①薬や病気によるもの
・薬の副作用:抗うつ剤、鎮痛剤、血圧降下剤、抗ヒスタミン剤、抗パーキンソン剤などの多くの薬物に唾液分泌低下の副作用が報告されています。
・病気:唾液腺の病気やシェーグレン症候群(唾液腺や涙腺などが萎縮して口と目が乾燥する自己免疫疾患)、口腔周囲の放射線治療、糖尿病などにより口腔乾燥が生じます。

②身体的な変化によるもの
・加齢による唾液分泌機能の低下や、噛む筋肉が衰えると唾液分泌量が低下します。
・ストレスがかかると、自律神経の作用により唾液分泌量が低下します。

③生活習慣によるもの
・口呼吸を習慣にしていると口の中が乾きやすくなります。
・飲酒や喫煙の習慣も唾液分泌量を減らす一因です。

治療としては、原因が明らかで治療が可能であれば、原因疾患の治療を積極的に行い、生活習慣を改善します。また、薬の副作用が推測される場合では、薬物の中止や減量などを考慮します。治療や原因の除去が困難な場合には、対症療法が必要になります。疾患によっては唾液分泌促進作用のある薬剤が有効な場合があります。ジェルやスプレータイプの保湿剤、保湿成分入りの洗口液や、こまめに水を飲んで口の中を潤すのも効果的です。
また、唾液腺を刺激する方法として、普段からよく噛んで食事をすることやガムを噛むこと、唾液腺マッサージや舌の体操も有効な方法です(図1,2)。
上記を参考して、もし口の乾きが心配であれば早めに専門医にご相談ください。

画像作成用(正方形)出典:Lidea くらしとココロに、彩りを。 https://lidea.today/articles/499

歯科口腔外科 副部長 藤田善教

がん診療従事者対象 緩和ケア研修会の開催

カテゴリー: 研修

平成31年2月2日(土)、「平成30年度第1回がん診療従事者対象緩和ケア研修会」を開催し、 院内11名、院外から7名の医師が参加しました。

この研修会は、がん診療に携わる医師が緩和ケアについての基本的な知識を習得し、がんと診断された時から適切な緩和ケアが提供できるよう開催しています。

まず、事前学習として「e-learning」を実施し、当日は集合研修によりロールプレイやグループワークを行うなど過密なスケジュールではありましたが、皆さん真剣に取り組んでおられました。

参加された医師の中には、「とても勉強になりました。」と声をかけてくださる方もおり、有意義な研修会になったのではないでしょうか。

今回の研修をもって、当院では、がん診療に携わる医師の約90%以上がこの研修を修了したことになります。
得られた知識等が患者さんに還元されるよう、今後も研修会等を開催していきたいと思います。

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~職員コラム~高気圧酸素治療の紹介

カテゴリー: 職員コラム

今回の職員コラムは臨床工学課です。

私たち臨床工学技士は、医療機器の操作および保守管理を通して、安全な医療を提供することを主な業務としています。
今回は集中治療室内で行っている、「高気圧酸素治療業務」を紹介します。

「高気圧酸素治療」とは、治療装置内を2.0気圧~2.8気圧(水中約10m~18mと同等の環境)まで加圧し、そこで100%酸素を吸うことにより、たくさんの酸素を血中に取り込み病態を改善していく治療です。標準の治療時間は85分間で、10回を目安に行います。疾患によっては、これよりも長い治療時間・回数が必要となり、病態に合わせて治療が行われます。
これまでの当院の治療実績としては、突発性難聴が多く、次いで放射線障害、骨髄炎、慢性末梢循環障害となっており、様々な診療科の疾患が対象となります。

私たち臨床工学技士は、安全に治療を行うため、医師・看護師と協力し、治療を受けられる方のサポートをしています。
装置の操作は臨床工学技士が担当し、毎朝行っている始業点検から治療後の確認まで一貫して機器の管理を行います。
治療前には、患者さんが装置内に持ち込んではいけない物を持っていたり、湿布などを貼っていたりしないか確認します。治療時に着用する治療衣やタオルケットなどの物品は、高気圧酸素治療安全協会指定製品を使用するなど、安全に治療が行えるよう配慮しています。
また、緊急時にも対応できるよう、定期的にトレーニングを行い、患者さんに安心・安全な治療を提供できるよう努めています。

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2月行事食 節分

カテゴリー: 行事

鬼は外!福は内!!2月3日は節分です。
こんにちは、栄養課です。

2月3日の昼食に行事食を提供しました。
献立内容は、いわしそば、ちらし寿司、福豆等です。

節分の日にいわしを食べる由来は、「鬼を追い払うため」です。
昔の人は、「節分の夜に鬼が出没する」と考えていました。いわしの頭の臭いを鬼が嫌うため、柊の葉にいわしの頭を付け、玄関先に飾り、身は焼いて食べて体内の邪鬼を払うとされています。

今回、いわしそばの出汁には少しとろみをつけました。
こうすることで冷めにくくなり、患者さんがすこしでも温かい状態で食べられる様にと、工夫しました。

食事に対する感想もいただき、「美味しかった」「ありがとう」という言葉に、スタッフ一同、感謝すると共に今後の調理への励みになっています。ありがとうございました。

今後も季節を感じ、喜んでいただける食事提供をしていきたいと思います。

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食事満足度調査を実施しました

カテゴリー: お知らせ

 

みなさんこんにちは。栄養課です。

栄養課では給食内容の改善、現状の把握を目的に、入院患者さんを対象に年に4回、定期的に食事満足度調査を実施しています。

今回の食事満足度調査の結果は
3.5

 

をいただくことができました。

グラフ2コメント2食べたい料理

今回の調査では、満足、やや満足、普通を選ばれた方が84%でした。

アンケートの項目には病院食で食べたい料理を記入していただく欄を設けており、栄養量等を考慮したうえでできる限り献立に取り入れています。

今後も、調理作業工程、献立内容を見直し、皆さんに喜んでいただける食事を栄養課一同で提供していきたいと思います。

~医療の知恵~過活動膀胱について

カテゴリー: ~医療の知恵~

「過活動膀胱」は、症状によって定義される疾患で、尿意切迫感(急に尿意を催し、漏れそうで我慢できない状態)を必須症状として、頻尿、夜間頻尿、切迫性尿失禁を伴う疾患とされています。実際には、40歳以上の男女の8人に1人が過活動膀胱の症状を持っていて、その中の半数が切迫性尿失禁を伴っていると言われています。

原因としては、脳脊椎血管障害、パーキンソン病のような神経疾患が原因の場合、下部尿路閉塞(前立腺肥大症など)が原因の場合、加齢をはじめ明らかな原因の特定ができない場合とされています。なかでも、明らかな原因疾患が見つからない場合が最も多いと言われています。
診断は、検尿、腹部エコー等で同じような症状を生じる疾患を除外できれば、自覚症状の評価が最も重要で、症状を点数化した過活動膀胱症状質問票が、重症度を評価する上でもよく用いられます。
治療は行動療法(生活指導、膀胱訓練、骨盤底筋訓練等)と、薬物療法(抗コリン剤、β3受容体作動薬等)の併用を行うことになります。medical_doctor_suwaru_man - コピー

泌尿器科は、なかなか敷居が高く受診しづらいかもしれませんが、‘身に覚え’のある方は多いのではないでしょうか。外来には過活動膀胱症状質問票、骨盤底筋訓練のパンフレットなどが置いてありますので、気軽に覗いていただければと思います。

泌尿器科 副部長 猪川栄興

今月の集団栄養指導【2019年2月】

カテゴリー: 今月の集団栄養指導★

みなさんこんにちは。栄養課です。

2月の集団栄養指導のスケジュールを更新します♪
栄養指導では、入院・外来患者さん対象に、それぞれ病態に合ったパンフレット等を用いて、わかりやすく説明を行っていきます。

2月のスケジュールはこちら↓↓2月スケジュール

中四国医事新報(2019年1月20日)に掲載されました。

カテゴリー: お知らせ

毎月発行されている医療業界紙「中四国医事新報」に当院の古川院長の記事が掲載されました。

豪雨災害から半年。実際の活動内容を通して、災害医療のあり方について述べています。

是非ご覧ください。

プレゼンテーション1

2019年1月号 中四国医事新報

こちらからもご覧いただけます。