第55回日本赤十字社医学会総会を終えて

カテゴリー: 行事

令和元年10月17日(木)・18日(金)、第55回日本赤十字社医学会総会が広島県で開催されました。全国から2,000人を超える赤十字職員にご参加いただき、805題の一般演題、特別講演をはじめとする22のシンポジウムや企画が行われ盛会のうちに終了いたしました。

新しい時代、令和の学会の幕開けは本年7月に就任された大塚義治社長の特別講話で始まりました。

社長・院長

日本赤十字社 大塚社長               広島赤十字・原爆病院 古川院長

各セッションでは、盛んに質問が飛び交いました。

発表者

発表の様子

医療人の集いのオープニングは、五日市高等学校書道部の皆様に学会メインテーマを書いていただきました。

書道

 

音楽に合わせ踊りながら流れるような筆使いに感嘆の声があがり、作品が会場にお披露目されると拍手喝采の盛り上がりでした。

五日市高等学校書道部の皆様、ありがとうございました。

今回、当院が主催病院となったのは、平成3年以来なんと!28年振りのことでした。

手探りではじめた学会準備でしたが、当院職員をはじめ、県内および中四国ブロック各赤十字施設の方々に協力いただき、無事学会を終えることができました。

改めて、各プログラムでご講演いただいた先生方、演者・座長の皆様、学会を盛り上げる数々の企画を行っていただいた企画事務局、ご支援いただいた企業・団体すべての方々に感謝申し上げます。

今回の学会が参加者の皆様にとって、それぞれの更なる飛躍への「新たな一歩」を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

がんサロン「病気の治療や介護に関する制度のお話」

カテゴリー: 行事

2019年10月16日(水)のがんサロンは、「病気の治療や介護に関する制度のお話」でした。

病気になると色々な悩みや不安が出てきますよね。

「高額な医療費をどうしよう」、「家族の介護はどうしよう」などのお困りごとを助けてくれる制度について話をしました。

参加者の方々の実際の体験談を交えながら、学びの深いサロンになりました。

制度は難しいところもたくさんあります。

何かお困りごとがありましたら、お気軽にがん相談支援センター(中央棟1階⑩番)へお越しください。

がんサロン

~職員コラム~ 入退院センターにおける薬剤師のお仕事

カテゴリー: 職員コラム

今回の職員コラムは薬剤部です。

入退院センターでは、入院の予定が決まった患者さんに安心して検査、手術、治療を受けていただけるよう看護師、薬剤師、管理栄養士、事務員が面談を行っています。

薬剤師は、お薬手帳を見ながら現在服用されている薬をチェックし、健康食品やサプリメントの使用状況についても確認しています。手術や検査のために一時的に中止する必要のある薬(血液をさらさらにする薬など)がないかを確認し、主治医や看護師と連携しながら、中止薬がある場合は服薬指導を行っています。また、検査や手術で使用する薬との影響を避けるため、緑内障の有無を確認し、有る場合は開放隅角緑内障、閉塞隅角緑内障など種類の確認も行っています。

薬の説明

<担当薬剤師からのお願い>

検査や手術、治療を安心・安全に受けていただくために、お薬手帳などのお薬に関する情報はとても大切です。お薬手帳や薬剤情報提供書は必ずご持参ください。また、お薬手帳は現在使用しているお薬全体を把握するために、複数の医療機関を受診している場合でもお薬手帳は1冊にまとめていただきますよう、よろしくお願いします。

また、市販薬や健康食品・サプリメントは、検査や手術・治療に影響する可能性を考慮し、一時中止をお願いすることがありますのでご了承ください。

 

入退院センター担当薬剤師

薬物性肝障害について

カテゴリー: その他

くすり

令和元年 食事満足度調査(夏)を実施しました

カテゴリー: その他

調査結果2

岡山県医療施設の管理栄養士、調理師の皆さんが見学に来られました!

カテゴリー: 研修

令和元年10月7日(月)、岡山県の7つの医療施設施から管理栄養士、調理師の皆さん16名が当院の栄養課に見学へ来られました。

午前中は、当院が行っている給食提供方法について、「新調理システムのニュークックチルの導入経緯と効果」と題してお話しをさせてもらい、実際に患者さんに提供している食事も試食していただきました。「温かい!薄味でも味がしっかりしている!」など、食後の感想もいただき、ニュークックチルのメリットを再認識された様子でした。

午後からは、病棟や栄養指導室、厨房内を案内し、機器の説明や運用の様子など見学していただきました。

栄養課には、今年に入って厨房の見学に来られることが多くなっています。治療の一環である病院の食事は、管理栄養士が献立を立て、調理師が限られた調味料で安全に美味しく作るように日々話し合いながら毎日提供しています。今回のように、管理栄養士、調理師が一緒になって見学に来られると本当に嬉しく思います。熱心に見学される姿に、どの施設からも患者さんに安全で美味しい食事を提供したいという気持ちが伝わってきました。その思いに応えようと少々見学時間をオーバーしてしまいましたが、お互いに交流を深める一日となりました。岡山に着く時間が遅くなったかな・・・。

これからも安全で美味しい食事を提供し、医療に貢献できるよう取り組んで参ります。

《今回見学に来られた施設》

岡山赤十字病院、倉敷中央病院、川崎医科大学総合医療センター、岡山済生会総合病院、河田病院、中谷外科病院、津山中央病院 (岡山県病院協会より)

岡山県

第11回がん診療連携拠点病院共催市民講演会の開催について

カテゴリー: 研修

令和元年10月5日(土)、広島県民文化センターホールにおいて、「第11回がん診療連携拠点病院共催市民講演会」を開催し、300名を超える方に参加いただきました。

本講演会は、市民に広く、がん診療についての知識、がん診療連携拠点病院の役割について知っていただくことを目的とし、市内5病院(広島大学病院、県立広島病院、広島市立広島市民病院、広島市立安佐市民病院、当院)が持ち回りで行っており、今年は広島市立安佐市民病院が事務局となり、第11回目の開催でした。

今回のテーマは、「知ろう学ぼう がん情報の見極め方~自分らしい治療の選択~」とし、医師・ソーシャルワーカー・患者代表の方がそれぞれの立場で講演を行いました。

本講演会を通じて、参加者の皆さんはがん治療において、正しい情報を取得し、自分らしい治療を選択することがいかに重要であるかを再確認していました。

今後も引き続き、広島赤十字・原爆病院は本講演会を通じて、地域の患者さん・家族、医療機関の皆さんと共にがん診療について考えていきます。

勝俣先生講演

 

がんサロン「病気を持ちながら仕事を続けるために」

カテゴリー: 行事

2019年10月2日(水)、広島産業保健総合支援センターの両立支援促進員の方に、病気を持ちながら仕事を続けるためには、どうしたら良いかお話しをしていただきました。

国の働き方改革の一環として、治療と仕事の両立が進められており、企業側も取り組む必要があります。

また、仕事をしながら治療することは、生活のめりはりが出て、治療にも良い効果が期待できます。

参加者からは、「今は仕事を辞めて、治療に専念しているけど、治療が落ち着いたら、主治医に相談して、新しい仕事を探してみたい」、「家族が抗がん剤治療中だけど、仕事もがんばっている」など、色々なお話を聞かせていただきました。

仕事に対する気力が出て、笑顔があふれ前向きになれたサロンでした。

がんサロン

                                           出典元:https://chiryoutoshigoto.mhlw.go.jp/character/index.html

      https://chiryoutoshigoto.mhlw.go.jp/dl/chiryousa_guide_line.pdf?181204

「2019年度第2回呼吸器オープンカンファレンス」を開催しました

カテゴリー: 研修

令和元年9月26日(木)、地域がん診療連携拠点病院の指定に基づく研修、「2019年度第2回呼吸器オープンカンファレンス」を開催しました。

今回は、島根大学医学部附属病院 医療安全管理部 副部長 栗本典昭先生をお招きし、「肺癌診断における気管支鏡検査の進歩」と題し、ご講演いただきました。

院内・院外30名以上の方が参加され、気管支鏡検査の診断精度をあげるための方法・目的について、実際の検査時の画像を交えながらわかりやすく解説していただきました。

今後も引き続き、本研修会を開催することで地域の医療機関の皆さんと一緒に地域医療を支えていきます。

オープンカンファ

~医療の知恵~ チーム医療で体力改善作戦

カテゴリー: ~医療の知恵~

当院小児科では、疾患の性質上6ヶ月~12ヶ月の長期入院の患者さんが多いのが特徴です。長期入院による筋力低下の改善が認められたのでご紹介いたします。

3年前に病棟改修工事が行なわれ、改修前は個室10.6m2のみでしたが、改修後は個室と廊下とプレイルームを合わせて115 m2となり、患者さんの行動範囲が拡大しました。また、リハビリや様々なサポーティブケアをより充実させるよう工夫もはじめました。

ほぼすべての患者さんで、入院直後の強い治療・治療副作用・蛋白摂取不足・運動不足により筋肉量は急激に減少します。以前はこの状態が長く続き、筋肉量がさらに低下し退院後の社会復帰に時間がかりましたが、病棟改修後は、入院2ヶ月頃には筋肉量が増加するようになりました。また、以前は標準筋肉量と比較し約70%に低下していましたが、改装後は約82%の低下にとどまるようになりました。そして退院するころには、少しずつ筋肉量が戻り、早期に社会復帰ができるようになりました。

入院中の食事栄養指導や蛋白摂取を個々の患者さんで努力されたこと、行動範囲が広がったこと、リハビリの介入などにより、患者さんのモチベーションが上がったことが改善につながったと考えられます。

患者さんの筋肉量が改善することを客観的に示すことも重要なのですが、個々のスタッフの献身的な努力、患者さん同士の心温まる励まし、家族の「がんばり」、何よりも患者さんの「がんばり」の結果です。一生懸命な小児科の患者さんのために、これからもより良いチーム医療を目指しますので、よろしくお願いいたします。

                               小児科 副部長 三木瑞香