職員コラム～ご存知ですか？「診療放射線技師」のこと

昨今、テレビドラマで取り上げられたことにより日の目を浴びる存在になった診療放射線技師は、医療現場における放射線の専門家です。
厚生労働大臣の免許を受けて、検査や治療を行う時に必要になる放射線を医師または歯科医師の指示を受けて人体に照射できる国家資格が与えられています。「レントゲン技師」と呼ぶ人もいますが、正式名称は「診療放射線技師」です。

かつてはレントゲン検査が一般的に行われていましたが、医療機器の進歩に伴い現在の業務は多岐にわたっています。
具体的な当院での業務は以下のようになります。
① レントゲン検査（一般X線検査）
② 乳房X線検査（マンモグラフィ）
③ 骨密度検査（骨塩定量検査）
④ 消化管造影検査
⑤ CT検査
⑥ MRI検査
⑦ 血管造影検査
⑧ 核医学検査
⑨ 放射線治療
⑩ 放射線機器管理放射線被ばく管理
⑪ 画像処理
まだまだ認知度は高くないけれど、診療放射線技師は病院の中で縁の下の力持ち的な存在です。

話は変わりまして、そんな私たち医療従事者はコロナ禍で頑張っています。
外出自粛・行動制限の中、私のストレス発散法は「外に出られないならば、おうちで美味しいものを食べよう！」です。
全国各地から美味しいものを取り寄せては、自分で気の済むまでその食材と向き合います。
豊洲市場からマグロ、羅臼から大量の筋子、一般家庭ではさばかないような塊肉など、食材はさまざまです。
皆さんもストレスをため込まないために、この機会にぜひ自分なりの楽しみを見つけてみてください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　放射線科　相賀浩子