日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

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2024.02.16

その他

がんサロンを開催しました

令和6年2月7日に「血液がんの治療について」というテーマでがんサロンを開催しました。
当院血液内科部長の片山医師から急性骨髄性白血病(AML)について、どのような病気なのか、どのように発症し治療をするのか、副作用の管理をどう行うのかという視点でお話しました。
AMLは高齢者の罹患も多く、化学療法で治癒するものから、化学療法だけでは治癒できない予後不良群も少なからずあり、当院では、年齢やその患者さんごとの体力や状況に合わせて計画を立てながら治療を行っています。そして、他医療機関と共同してしっかりと遺伝子解析を行い治療につなげています。
治療の主体は患者さんであり、患者さんの意思を大切にしながら何を目標に取り組んでいくか、患者さんと話し合いながら目標を共有して治療を行うということをお伝えしました。参加者の方からは「詳しく話が聞けてよかった」「病気に対する考え方がよくわかった」「重い病気と思っていたが、身近な病気と思えた」などの言葉をいただきました。
次回のがんサロンは、2月21日に「がん治療中のお口のケアについて」をテーマに開催する予定です。
歯科衛生士さんと一緒にお話しましょう。ぜひ、ご参加ください。

がんサロンの様子
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