日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

病院公式ブログ

2024.02.13

研修

がん診療に関わる地域医療連携研修会(呼吸器オープンカンファレンス) 

令和6年2月8日に地域医療連携研修会を開催しました。当院東棟9階講堂での聴講、およびZOOMによるオンライン聴講でのハイブリッド形式で開催し、院外参加者50名、院内参加者36名の計86名という大変多くの方にご参加いただくことができました。 
今回の研修会は、「多職種連携による非結核性抗酸菌症診療~吉島病院の昨日・今日・明日~」と題し、国家公務員共済連合会吉島病院 呼吸器内科呼吸器内視鏡医長 尾下 豪人先生を講師として開催しました。
講演の前半では、非結核性抗酸菌(NTM)について、肺MAC症に着目し、概要・治療方法、また治療における課題等について、事例を基にわかりやすく説明いただきました。講演の後半では吉島病院の歴史を振り返りつつ、新しく開設された非結核性抗酸菌(NTM)専門外来について説明いただきました。
戦後、日本の国民病であった「結核」患者数が激減したことや、近隣地域における病院体制の変化、医師不足や医師の働き方改革等、変化や難題の多い医療業界で、あえて専門性の高い領域を集約することや、病院の規模を生かしたスタッフ間の連携など、吉島病院さんの取組みや強み等もわかりやすくご説明いただき、当院職員においては大変勉強になるお話でした。
参加者からは、「治療期間は長年かかるが、新薬の投与や手術などにより、根治することへの希望があることは他の患者さんにとっても励ましになると思う」「吉島病院の取組みは素晴らしく、チームワークが取れており信頼できる病院と感じました。」、「事務職でも、医師の診察後患者さんに声を掛け、より良い雰囲気を作るよう心掛けたい」などの感想をいただきました。
今後もこのような研修会を通して、地域における医療の向上と、地域連携を深めていきたいと思っています。

尾下先生(左)と当院の山﨑呼吸器内科部長
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